街歩き+喫茶(時々映画)

差別論研究会から、新たに街歩きBlogへ

メモ

新藤兼人の方法

さて、拙稿を『部落解放』の最新号に掲載させて頂きました。

「『縮図』から『女の一生』にみる新藤兼人の方法」(部落問題に迫る遠近法としての映画①)『部落解放』637号,pp.96-106.
http://www.kaihou-s.com/bl/bl_mokuji/bl_201011.htm

近代映画協会に謹呈させて頂いたところ、新藤兼人監督からお手紙を頂き、誠に感激しました。先日もドキュメンタリーに登場されていましたが、撮影中の『一枚のハガキ』も公開を楽しみにしているところでした。

今回は、1953年に公開された二つの作品と部落問題の関係性について、言及したのですが、映画評論家でも映画研究者でもないところから、いろいろと論じていければと考えています。

今回の文章は、長きに渡る第一線の女優として生き、2010年4月、98歳でその生涯を終えた北林谷栄に敬意を表して著したものでもあります。ご冥福をお祈り致します。「瑞穂劇団」についてもいつか調べてみたいと思います。


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八条坊門 楽市・洛座Ⅰ

崇仁地区での初の試み。かつては「柳原町字八条坊門」といわれた八条通北側に、国道24号線とされている南北を貫通する道路整備計画が提起されてから100年を経てようやく完全開通。上には踊り場ができました。たまに、お昼に日向ぼっこするのですが、さすがにこの時期は暑かった。ところが、今回は雨でした。楽市楽座は、予定より1時間早く終わりました。

東九条から、希望の家やのぞみの園などが参加。新たな交流も意識され、まちづくりのさらなる一歩を画したように思います。

それに関連して、こちらもアップしています。
◇2010/06/12 「部落解放運動の過去・現在・未来(5)――山内政夫氏(柳原銀行記念資料館)に聞く」(インタビュー記録)
http://www.arsvi.com/2000/1006yt.htm

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http://suujin.org/yanagihara/

■KYOTO★R24
~八条坊門 楽市・洛座I~
2010年6月13日(日)午前10時~午後3時
 
場所:楽洛ひろば
 (柳原銀行記念資料館前 国道上広場)
【楽市】
 ・フリーマーケット
 ・模擬店
【洛座】
 ・お囃子会 ・ハンマダン
 ・和太鼓 ・サンバ
 ・吹奏楽 ・バルーンアート
 ・京炎そでふれ!
 ・下京消防署 起震車体験ゲーム
その他多数。

主催:楽市・洛座実行委員会

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伊丹(2)

朝鮮初級学校を北に上がっていくと、建設されたばかりの市営住宅が二棟建っています。ここが中村地区に住んでいた方々が入居された住宅。空港からはすぐ傍です。また、周辺には、建設会社、非鉄金属回収工場、焼き肉・ホルモンのお店などもあります。フェンスのなかにはお店の看板が立っていました。また、古びた建設会社の建物が住居がなくなった後にぽつねんと残っていました。

拡張工事は確かにしていた様子でしたが、伊丹空港それ自体の廃止が議論されるなかで、いったい、何のための「補償」だったのか。土地の買収だったのか。いろいろと考えさせられるものがあります。


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伊丹(1)

伊丹空港の縁にあった「中村地区」。市営住宅が「補償」されたのは数年前。初めて訪れました。兵庫朝鮮学園伊丹朝鮮初級学校がすぐ近くなり、舗装されていない周囲の戸建住宅に囲まれながら、建物は比較的新しくなっていました。生徒数はどれくらいなのでしょうか。直接にはお話を聞く時間はありませんでした。

国土交通省の大阪空港事務所の看板が張り付けられた空地が点在し、この土地がどのようなプレッシャーにさらされてきたのかを想像させます。西側にはすぐ堤防・川が流れています。


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大美堂職場占拠闘争296日

本日、大美堂印刷の職場占拠闘争の「終了」と新たな闘争を告げる集会がありました。大変近所にあるので以前から行かなくては、と思っていたのが、遂にこの日になってしまいました。100名以上の熱気。久しぶりの雰囲気と方々に会え、「団結ガンバロー」もなんか久しぶりだったように思います。京都の労働運動の歴史的な一瞬に立ち会えた気がします。

それにしても、「占拠」。何かとこの言葉にこだわっているような風潮が身近に散見されますが、そういうのに限って、職場占拠という闘争にはあまり関心が向かわないようです。特に若者に多いのは、働く/働かない/働きたくないといった感覚と、働いているところではできるかぎりもめるのではなく、生活レベルでの志向性が垣間見えます。大美堂の闘争には組合を毛嫌いしていた若い人たちの積極的な関わりが生まれたことに大きな意味があったことを内外の人たちが強調していたことが印象的でした。職場闘争は、単に労働者主義に陥らず、さらに、近隣との繋がりを通して地域闘争に展開し得る可能性を持っています。



集会後の交流会には残念ながら煙過多のために参加せず、「フジヤマプリン」で晩御飯セットを。大美堂からすぐのところにあります。どうやら、4月から開閉時間が短くなった模様。とはいえ、ようやくプリンにありつけることができ、満足でした。

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第15回京都市同和行政終結後の行政の在り方総点検委員会

本日、第15回の総点検委員会が本能寺会館で行われました。最終回です。報告書の検討が行われ、今後、市長への提出がなされるとのことです。委員会と行政の温度差やズレに関する「遺憾」表明や、「特別」ではなく「普通」の施策として積極的に同和問題に対する施策(これをなんと名指すべきか)が積極的に行われる必要などが盛り込まれています。

近々、報告書の細かい検討や、行政の在り方がどうなっていくのかをモニタリングしていきたいと思います。問題はこれからです。

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第14回京都市同和行政終結後の行政の在り方総点検委員会

本日、かもがわ職員会館にて、総点検委員会第14回が行われました。いよいよ、最終報告書に向けた案も出され、あと1,2回で終了するのだろうと思います。

本日の議論で気になったのは、特別施策から一般施策へという意味合いは、後者においては同和問題は外せない課題だとするという意味として捉えるべきというリムボン氏の意見。なるほどー、と思いました。この発想の転換を、行政が都合よく予算カットや部落切りに利用する可能性が高い訳ですが、それも委員会として牽制する意見も出ました。

委員会は委員会、しかし、委員会事務局は行政。その意味で、報告書の作文を誰がするのかという点が重要です。同対審に北原泰作が果たした役割のように、最もよくわかった人間が作文するというのも手ですが、オールロマンス闘争のように行政側の内通者が作文した糾弾要項という事例もあるので、誰が作文し、また、それをどのように実行していくシステムができるのかという点がやはり今後も課題になり続けると言えます。

あまり気乗りしませんが、この点で、行政学の知見も少々参照し始めているので、何か、考えることができればと思うところ。委員会後に入ったとんかつ屋のひれカツ弁当を食いながらそんなことを考えたりもしました。それにしても、昼間の地下鉄には客がいない。

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第13回京都市同和終結後の行政の在り方総点検委員会

本日は、本能寺会館にて第13回の総点検委員会が行われました。今回は、若干イレギュラーではあり、委員から関係団体や地元住民の声を聞く機会を設けて欲しいという要望に沿ったかたちで実現しました。もちろん、関係団体からは繰り返し意見書や要望書が出されており、十分な応答ができていなかったことに、総点検が「一応」の対応をしたかたちとも言えます。

部落解放同盟、人権連、同和会、市民・ウォッチャーがそれぞれ発言。その後、10人の傍聴者からの発言が続きました。やはり、早急な結論を出すのは無理があるという点ではみな一致しており、同和地区の現状を地元に足を運んで見て欲しいという点も強調されたのが印象的であり、まったくその通りかと思いました。

壬生、楽只、錦林、そして、崇仁と具体的なまちづくりに着手してきたところからの発言もまた、貴重な内容だったように思います。それにしても、一部の「同和運動」「同和の人」というのはなんとも違和感を感じる表現。ウォッチャーまで言っているぐらいですから、困ったものです。

また、今回、出席を依頼されたものの辞退したのは崇仁まちづくり推進委員会です。自分たちの出席が意見聴取というかたちで「アリバイ」に使われ、結論が既に出ているところに「参加」させられることをボイコットしたかたちです。

関連記事:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090204-00000183-mailo-l26

抗議文に対しては、関連団体からも「支持」の意見がありました。

次回は、今月中に行われる予定。最終報告書に向けた作業になるようです。

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第12回総点検委員会

「京都市同和行政終結後の行政の在り方総点検委員会」の第12回がかもがわ職員会館で本日行われました。議題は、

(1)市立浴場等の地区施設の在り方について 
(2)市民意識の向上に向けた人権教育・啓発の在り方について
(3)その他

ということになっていますが、市立浴場、保健所分室、学習センターといった施設の今後の在り方について、玉虫色の意見が交わされたという感じでしょうか。

http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000055209.html

会議の終盤では、コミュニティセンターを今年度末で廃止するという行政側の方針を突く質問が飛び、行政も往生していました。昨年11月の市会での市長発言についてはマスコミが足踏みする報道をしたのだという弁解がありましたが、その方向性で2月市会にあわせて着々と事態が進行していたということになりました。総点検委員会の議論テンポを無視するものだという厳しい意見も。行政当局と総点検のズレが浮き彫りになる瞬間でした。

コミュセンについては、存続を求める署名活動が既に行われつつあります。署名用紙がありますので、ご連絡ください。

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ぼちぼち第4回定期大会

本日、キャンパスプラザでユニオンぼちぼちの第4回定期大会が行われました。組合員も当初から言えばかなり増え、抱える争議も多く、課題は多いが、新たなメンバーも加わり、まだまだ展望があるという感じで幕が閉じたように思います。青年ユニオンのなかでは小規模な部類に入りますが、「芸人集団」とも思われがちな個性を生かして、第4期の活動に入っていきたいところです。

交流会の鍋も盛り上がっていました。尻馬に乗って、仙佳→ポルタ→小川珈琲と梯子に梯子を重ねてしまいました。

■ユニオンぼちぼち
http://uniboti.blog.eonet.jp/

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